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「ツンデレでおねだり」浅草寺きのと
「ツンデレでおねだり」 浅草寺きのと/茜新社

 タイトルに反してツンデレキャラが皆無という。なんでこんなタイトルに。「コタツpanic」の従姉の女の子が強いて言えば属性かするかもしれないが、ツンデレじゃないよなあ、やっぱり。
 という事を除けば、無表情系の女の子が可愛い「桃色台風」や「大人マニュアル」、実のお姉さんで看護婦な「白衣のお姉さん」、バニーガールの兄嫁の「遊んでバニー」などなど、年上から年下までバラエティに富んでいてお買い得感のある一冊。

 改めて読んでみて、母子だったり、兄妹だったり、親戚だったりと、けっこう血縁系の関係が多いのに気がついた。そこら辺をウリにしているような作品でもないのだけど。
 それと、何気に放尿モノが幾つもあるのも特徴かもしれない。それもプレイでなくて割りと話の上での必然にしているのが面白い。エレベーターに閉じ込められて耐え難くなっての「密室の噴水」なんかはまさにメインにすえた話で飲尿まであるし、病室での採尿を嫌がる弟の為に看護婦が自分のを見せたり、東京湾で船で流されて喉の渇きに耐えかねて飲尿しあったりと、設定の凝り具合が珍しい。

 おまけマンガなど見ると、短編読みきりで終わらないで、それぞれ続き描いてくれても面白いなと思う。

        


 

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【2008/07/14 23:51】 | 浅草寺きのと | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
「ブルマママ」 甚六
「ブルマママ」 甚六/富士美出版

 処女作品集。コアマガジンの「思春期は発情期」を読んだ後に欲しくなったが見当たらず、何軒もあちこち探し回った末にようやく古本で購入。しかし、07年発行の本がもうネットですら新刊としては購入できなくなる事に驚いた。
 こちらも、一言で評するとおっぱい。
 娘のブルマと体操着を着た人妻と隣家の少年だったり、スクール水着を着た人妻と水泳のインストラクターだったりするが、とにかくいずれもおっぱいが大きく柔らかそう。
 「しゃんぷー」でのかぶって透けてとか、「ふたりでおこた」上半身倒したらこたつ板にたぷっと胸か乗るところとか、「スク水ママ」で陥没乳首弄るところとか。

 ブルマ人妻については、「思春期は発情期」の中に一本、状況説明とかほとんどなくいきなり「一見陵辱っぽく始まってて実は……」という数ページの作品があって、前の本と関係しているのかなと思っていたが当たりだった。コミックス発売記念とかで、雑誌に掲載されていたのだろう。
 他、姉弟とか女教師多人数陵辱風とか。姿かたちは女の子で耳と尻尾がある犬とする話以外は大人の女性の傾向なんだが、皆妖艶とかとは縁のない可愛い感じではある。
 必ずしもらぶらぶ和姦一辺倒ではないのだけど、陵辱で突っ走ってそのまま終わりとか、後味悪く終わりというのはひとつも無い。何だかんだで喜んでいたり、された側が次回に期待していたりと。和姦好きにはいいのだけど、陵辱好きだとちょっと最後で方向転換されるのは酷いと思うかもしれない。
 
 新装版が出ると聞いたが、表紙とあとがき変わるくらいはいいけど、書き下ろし加えたりするのは勘弁して欲しいとちょっと思ったり。

 【追記】
 コアマガジンから新装版が出て、新たに追加された作品などもあるらしい。
 まあ、買うのならそちらだろう。

             


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【2008/06/07 06:36】 | 甚六 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
「思春期は発情期」甚六
「思春期は発情期」 甚六/コアマガジン

 全編おっぱいマンガで説明がつくような気がする。続編ものも含めて計10本収録されていて、高校生の女の子も女教師も人妻もみんな柔らかそうにたぷたぷさせている。
 傾向的にはほぼ甘々な和姦。途中で他の女が絡んだりもなく、必ず一対一のお話だし。ショートカットでバレー部の少女がちょっと背が高くて女の子らしくないの気にしていて、そんな事ないよと言ってくれた少年と……というお話「放課後」「放課後2」の連作とか、昼休みに階段の踊り場でご飯食べつつ始めてしまう「ひるやすみ」など等。女教師と教え子のお話「Nonstop! 剣持先生」「Nonstop! 犬飼くん」も、行き違いなども交えつつも何とも甘い。

 ただ単に甘エロなだけでなくて、妙な部分がところどころ混じっていたりするのも面白いところだと思う。初体験に備えていろいろと研究したりする少女が、巧妙に恋人を自分の部屋に招きいれた挙句、「子宮に響くわぁ~、排卵しちゃう」とモノローグ出したり、口内射精されたところで人が来てわたわたしたり、女の子の方から頼んできてカラーページで丹念に剃毛したり。そう言えば、胸大きいだけでなくて、みんな陰毛が濃いような気がする。

 エロマンガとしてはどうなのかと見ると、十二分にエロシーンはエロとしてエロい。「放課後」の体育倉庫という舞台設定とかツボだったりする。これの場合、榛名が居眠りしている恋人の眼鏡を手にとってちょっと掛けてみるシーンとかの方が可愛くて印象に残ってしまうが。その後の図書室で椅子に座ったまま対面座位でっていうのも良いけど。「in season」の水着日焼け後のいやらしさと田舎とはいえ橋の真ん中でバックでしてしまうところとか、炬燵の中に潜って悪戯とか、やっぱりエロいな、充分。
 おまけとしては、カバーを取ると、そこもカラーになっている。ただでさえおっぱい出したり割れ目に下着を食いこませてかろうじて隠しているだけの下半身とかの絵が、さらに粘液まぶされていたり、中出し後でたれていたりと改変されている。中出しと言えば九割がたフィニッシュは中出しだな。
 他、何枚か描いている穴埋めイラストが登場人物の1コママンガっぽくなっていて、これもコミカルで可愛い。
 貧乳ないし幼女のみ、なおかつ陵辱しか認めない、という人以外は楽しめると思う。

        

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【2008/05/19 02:40】 | 甚六 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
「絶頂スイッチ」ゼロの者
「絶頂スイッチ」 ゼロの者/一水社

 ここしばらくは「わすれな」だけだったので、随分と単行本出るの久々なような気がする。
 猫耳をつけられると語中ににゃとついて猫言葉になってしまう女の子とか、双子の性的感覚の共有とか、エロ漫画家の妹に協力して兄妹で……と思いきやそう進んでいかずに疑問符が浮かぶ話とか、比較的明るめの話で構成されている。
 最後の中年の男と少女の話は、ゼロの者らしからぬ感じのようで、それでいてやっぱりゼロの者らしいなと思った。
 いちばんボリューム的には大きいのは叔母二人と同居している中学生の少年が二人とそれぞれ関係を持って「二人同時に……」と考えて実行に移す話、連載時三回も続いた。
 叔母の姉→妹→最終的にみんなでという展開はもちろん良いのだけど、三回で終わりでなくてもう少し読みたかった気がする。それぞれにばれないように少年が二人と行為を重ねる辺りの描写がもっと見たかった。掲載誌の「純愛果実」が隔月だったし、あまり長くもできないたろうけど。ぐだぐだになるよりはテンポ良くまとめられた方が読者としてはありがたいし。
 やっぱりゼロの者の描いたものはエロいなあと再認識。
 そう言えば特徴あった乳首の描き方がわりと一般的に変わっているが、いつ頃から変わったのだろう。まだ、これはゼロの者の乳だとわかる絵ではあるけど。

        

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【2008/05/08 22:13】 | ゼロの者 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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