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「委員長の恋人」しのぎ鋭介
「委員長の恋人」 しのぎ鋭介/ティーアイネット

 本のタイトルにもなっている「委員長の恋人」を含む委員長のシリーズと短編で構成されている。
 2ページと少ないが描きおろしや作者自身の作品解説なども収録されている。

 美人だが三白眼で性格も真面目だけどややきついというヒロイン(委員長)と主人公が、教室でやらしい行為に耽っていたカップルを覗き見たことを切っ掛けに、一度だけ二人で同じ事をしてみるという「委員長のおねがい」から始まり、関係を深めたり、一波乱ありつつ何だかんだで恋人同士にという流れがうまく描けている。委員長の心の動きとかが可愛い。
 普段の制服姿がきっちりしていて良いのだけど、最後には文化祭の出し物でのネコミミウェイトレス姿でとかもなかなか良かった。

 他、幼馴染ものの「隣のラヴァーズ」、先生と生徒のお話「非バージン先生」などもなかなか良かった。 エロなしでも読ませるお話描けそうだなと思わせる一方で、エロ部分を見るときっちりと描いている。純愛物とか好きな方にはお勧めだと思う。

        

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【2009/07/14 02:00】 | しのぎ鋭介 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
「いもてん」冴草こはく
「いもてん」 冴草こはく/コアマガジン

 妹好きの為に出されたような一冊。タイトルは妹天国の短縮でいもてんでいいのかな。
 義妹だったり、幼馴染で妹的存在だったりと、必ずしも実妹オンリーではないけれど、全話が妹カテゴリーに属するヒロインになっている。
 妹好きであれば問題なく買いだと思う。程度や表現は違っても基本的に全キャラ「お兄ちゃん大好き」的な感じだし。

 それほど強烈に妹ものが好きでない場合でも、キャラクターが多彩で楽しめる作品集だと思う。あまり性知識のない純粋な女の子にあれこれしてしまう、やたらと独占欲が強い妹に浮気を疑われ責められる、幼馴染の女の子な勉強を教えに行ったはずが刺激的な格好で意識してしまう、等など。

 いろいろ描いているのにテンプレ的なツンデレキャラはいないのが、少々意外。
 ギャップとか、途中で態度が軟化していく過程分を楽しむ話としては「お兄ちゃんとは呼びたくない!!」なんかがあるが。自分の下着や写真で自慰行為をしている兄を見つけて、最初はからかっていたものの、好きだと連呼されてドキドキしてしまい……という流れが巧い。続編でも冷静にと思っていても、甘々に蕩かされてしまうのが可愛いし。
 さらに続きを描くとどんなになるのか。読んでみたい気がする。 

        

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【2009/02/10 20:25】 | 冴草こはく | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
「ぴゅあえろ」ZUKI樹
「ぴゅあえろ」 ZUKI樹/双葉社

 「巫女の純情」が良かったので、購入。
 冒頭からの四回連載の「白い恋人たち」と短編4本が収録。「白い恋人たち」がなかなか。留学生として日本の大学にいる姉の元へ訊ねてきた妹が、日本人の恋人といちゃいちゃしているのにむくれていたものの、最終的に姉に導かれつつ姉妹丼になるといった一話。もともとは続き物を意図せずにここで終わっていたのだろうけど、自分も姉の恋人にご執心となって再来日して、さらに男の実姉が出てきたりと、明るくまとまっている。ブロンドでスタイルの白人娘というのもなかなか良いが、なんでわざわざフィンランドにしたのだろう。単純にアメリカとかでも良さそうなものだけど。
 恋人(姉)をそっちのけで妹とスクール水着だの体育着などのコスチュームプレイに興じたりした描写はあるけれど、実際にはスクール水着しかなくて少し残念。姉の方はセーラー服着たけど、あまり制服っぽく見えなかった。他にも姉が後ろまで捧げてしまったとかいうのも、作中で起こった出来事なのに描写なしだったり、コミックスのおまけとしてでも欲しかった。
 行為自体はけっこう濃密だと思う。姉と妹を見比べるシーンとか良いと思う。

 短編もたった四本ながら多彩。遊郭に売られた娘の話なんかかなり異色だった。姉と慕っていた娘との絡みと、最後の変化などうまくまとめていると思う。
 他、寄った勢いで後輩と関係を持ってしまったOLのドタバタを描いた「おぼえてナイ!!」などが楽しかった。酔った勢いでまったく記憶がないというのを巧く料理している。おまけ漫画がまた秀逸だった。

        

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【2008/12/29 10:03】 | ZUKI樹 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
「巫女の恋路」ZUKI樹
「巫女の恋路」 ZUKI樹/竹書房

 青年誌掲載の短編集で、足掛け3年ほどのスパンでの作品を集めているが極端なレベルの差はあまり感じない。巫女さんの話、OLと年下の恋人の話や、ネットゲームでのパーティメンバーと実際に合う話、探偵と少女の話など、バラエティには富んでいる。成年マークなしだが下手なエロ漫画誌の掲載作品よりエロかったりするけど、局所描写はさすがに消されている。
 
 中では本のタイトルにもなっている「巫女の恋路」が短編ながら印象深い。巫女でいる間は処女でいなければならず、手を出そうとした男はすぐに天罰を受けるという悲喜劇での、恋人同士のお話。ちょっとコメディで行きそうに見せて、せめて裸を見せるというシーンなど、全裸でなく巫女服姿のままで局所だけを晒して指でしてみせるところなど何ともエロかったり、途中で少ししんみりとさせたり、良いお話になってる。

 もうひとつこの本でメインになっているのが「おーじの冒険」前後編で、主人公がネトゲで男だと思っていた人物と会ったところ眼鏡巨乳の女の子で、面食らいつつも、嗜好や話などは当然相性が良く、そのまま……という流れ。これが前編で、これはこれできちんとおさまり良く終わるけれど、最後のひとコマで起承転結で言えば転になって後編に続き、パーティの残り二人の正体が明らかになる辺りから予想外の展開に行くのが面白かった。ハーレム設定になるとかならまだ予想の範囲だけど少し捻っていた。

 他の作品も、エロさと漫画としての面白さが共存していて、テイストとして明るく、一冊読んでけっこう満足感があった。妙に巫女さんと眼鏡巨乳の娘が多いイメージがあるけど、数えるとそれほど該当作は無いのが不思議だった。

        

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【2008/12/09 02:27】 | ZUKI樹 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
「森口織人の帝王学」 真田鈴&おかゆまさき
「森口織人の帝王学」1巻 真田鈴&おかゆまさき/電撃コミックス

 成人指定マークは無いし、そもそも一般誌掲載の作品でしかも週刊少年誌よりも表層的な露出度は低いけれど、まちがいなくエロい。その辺はキスだけなのにあっさり性行為描いただけのエロ漫画より格段にエロい東雲太郎版「キミキス」に似ているかもしれない。

 ヒロインは凄いお嬢様で外に対しては品行方正を保っているが、実は何かというとエロ妄想というか被虐的な被害妄想に耽ってしまうという特性があり。なおかつ誰かと肉体的接触があると、それが伝わってしまうという能力を持っている。
 何か失敗をしたのを主人公に見られたりしたら、ヒロインはそれをネタにして言いなりとなる境遇を妄想したり、お仕置きとしてエロい仕打ちを受けるのを妄想し、その光景は主人公も見てしまう図式。
 エロ妄想といっても牝犬として首輪のみつけての露出調教とかの方向まではまったく行かないが、それでも読者としては妄想が膨らむ描き方をしている。作画は真田鈴なので表情とかが何とも可愛くも色っぽい。十八禁版とかせめて青年誌レベルのものが読みたい気がふつふつと湧いてくる。少年誌だってもう少し真正面なエロ表現していると思うのだが。
 ただ、体操服で悶える姿とか、僅かに下着のみ晒すとかの、あえて着衣でエロく表現するといったのも悪くは無い。むしろエロかったりもするから難しい。

 まだ、キャラクターと舞台背景を描いているだけだけど、どたばたコメディとして普通に面白い。ヒロインの秘密を知った主人公が成り行き上、守ってやる立場になる王道展開で、ライバルの女の子出したり学園物の定番イベント絡めたりとオーソドックスだがきっちりしている。いろいろ何でも出来る設定にしているからどう膨らませるのか楽しみ。

        


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【2008/11/08 10:53】 | 真田鈴 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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