2ntブログ
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
【--/--/-- --:--】 | スポンサー広告 | page top↑
「マイクロホリック」よしの
「マイクロホリック」 よしの/コアマガジン

 長くても前・後編くらいの作品を集めている。銭湯にやって来たら、突如幼女が裸でやってきてというシチュエーションの「お風呂の梅子さん」、率直で素直に愛情表現しつつも少しずれているヒロインが可愛い「付き合っているわけではないんだが」などがレベル高いと思う。あとがきでもそれぞれ看板娘と語られているので読者人気も高いのだと思われる。

 人気があるからか、「梅子さん」「付き合って~」共に後で続編が描かれているが微妙にキャラクターが変わっているのが少し面白い。
「梅子さん」では、体を洗うという名目で刺激されつつも必死に幼女相手はダメだと自制心を働かせていた主人公が、続編だとわりあいあっさりと快楽に負けて自分から懇願する有様になっている。まあ、そんな事より梅子さん自体はサポートに回っていて別な女の子がメインになっている辺りが問題かもしれない。さらにシリーズ化して続編描いたりはしないのだろうか。
 一方の「付き合って~」の続編では、ヒロインが手足縛られてローターつけて放置されてうっとりといったキャラになっている、あるいは相手の男の子の方がそんな事をできるキャラになっているのが、随分と進んでしまった感じがあり少々違和感。それと最初は平気で中でしてたのを続編で必死に拒む辺りのやり取りも多少食い違いを感じたが、これは続編までの間に初潮を迎えたのだなと思い当たってむしろなるほどと納得させられた。
 中で出したいというのを拒む時の台詞は、かなりぐっとくるものがあった。その後のもしもの時にはと語る台詞なんかもなかなか凄いけど。

 わりあいライト系のお話がメインだけど、少しダークなのまでいろいろと描かれていてバラエティには富んでいる。絵柄や年齢設定などはロリ方向を指向している。学校の先生が小さい女の子にしか見えない外観というお話まであるし。その辺で好みが外れなければ、面白く読めると思う。

        

テーマ:本の紹介 - ジャンル:本・雑誌

【2009/05/10 13:25】 | よしの | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
「たゆたゆ」大和川
「たゆたゆ」 大和川/茜新社

 海外赴任になった両親についていかずに残った主人公が、久方ぶりに昔暮らしていた田舎の家で一人暮らしをはじめる事になってという導入部から、幼馴染と再会したり、高校が廃校寸前で自分以外は女の子だらけだったりといった舞台を自然に描いていると思う。後は順々に関係を持っていってハーレム状態になるという流れではあるけれど、単にやりまくりという印象でないのは、描写力や構成力が優れているからだと思う。

 同年代の男の子がいないから必然的に皆が関心を示してくるのも自然な感じがするし、先に幼馴染との関係を描いてそこへのこだわりを見せたりもするので結果的に据え膳を食う形になっていても主人公が無節操に見えにくい。エロマンガという性質上最後は流されてしまうが。
 そうした状況も、一途でそれゆえに主人公が他の子と関係を持つのが嫌で離れようとする幼馴染といった風にストーリーに使う展開も巧く描いているなと思う。
 単行本記念の番外編的な作品も収録されているし、文句のつけどころがない感じ。
 田舎、学校という舞台をちゃんと活かして、教室内でとか外でとかプールでとかシチュエーションをきちんきちんと使っているのなんかも実に良い。

 伝奇要素とかはないけど「果てしなく青い、この空の下で…。」とか好きならお勧め。


        

テーマ:本の紹介 - ジャンル:本・雑誌

【2009/04/25 09:39】 | 大和川 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
「淫母交歓日記」 悠宇樹
「淫母交歓日記」  悠宇樹/富士美コミックス

 正直絶賛はしがたい。8本+番外編4本での長編なのだが、連載時に読んだらあまり印象が強いものではなかったのではないかと思う。基本主人公が毎回違った相手とSEXするが、話が特にひねり画ある訳ではなく、強烈にエロ描写が優れているかと言えば首を傾げる。麻宮騎亜に似た絵柄と着目された昔からずっと今まで生き残っているだけに、決してエロマンガとしてダメなレベルではないけど、突出した長所は個々の話からは見つけられなかった。

 ただ、本書、通しで読むとまた別な多少複雑な面白みを感じさせてくれる。
 主人公は高校生の少年で、冒頭で母親から口での奉仕を受けて、学校に出かける途中で関係を持っている人妻につかまり生理明けでうずいている体を慰め、遅刻だと急ぐところを旧知の少女と再会して何故かカラオケ行ってそのままいたしてしまい、遅刻して学校に着いたところを女教師に見しぼり取られてしまい、クラスメイトの少女がコンドーム持っているのを見つけて何故かいたしてしまい……、と行く先々でもともとそういう仲であろうが初対面であろうがSEXしてしまう。帰り途中も出会いがあり、家に戻れば妹が待っていて以下略。

 これら全てが1日の出来事である。凄まじい。

 なのに全体通してそれほどやりまくりで凄いと感じさせないのは逆に不思議。
 そもそも主人公に何でぽんぽんと女が寄って来るのかが不明。殊更に良い男描写も別に無いし。とにかく近親相姦だったり、トイレの中でとか、人妻とか、キーワード的に見るといろいろ多彩でエロ要素が多いのだが、あまり印象的ではない。
 4本の番外編のうち三本は今まで出てきた少女達が主人公以外とする話なので、ある種寝取られではあるのだけど、そんな雰囲気が微塵もない。
 主人公に恋して告白してそのまま初体験を迎えた他校の女の子が(次の日の朝?)に電車で痴漢にあい、車中で犯される話なんかもあって、良く考えると陰惨な筈なんだけど、そんな気配が無い。汚されちゃったといいつつ気持ちよかったとか言ってるし。

 本のタイトルはあっていると言えばあっているのだけど、それだけを期待するとちょっと肩透かしかなあ。母親との話が一番ウェイトがあって濃かったけど。番外編でその後とか欲しかった。

        

テーマ:本の紹介 - ジャンル:本・雑誌

【2008/06/02 01:15】 | 悠宇樹 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
「BUST TO BUST-ちちはちちに- 」ヤスイリオスケ
「BUST TO BUST-ちちはちちに- 」 ヤスイリオスケ/MAX

 全8話+描き下ろし番外編1編の「ちょっとくらい腐ってるのが美味しいんですよ?」と短編2本とい
う構成。だったら本のタイトルは素直にちょっとくらい~」で良かった気がする。
 同級生の腐女子の娘と漫画の資料が云々という流れでなしくずしにHして関係を重ねて、そこに幼馴染の娘が絡んで、さらにコスプレ好きの英語教師(外人)も加わり、最後には皆で……。王道なハーレム展開だけど、それ故に読んでて無理があっても納得させられてしまう。売りである乳描写とかが非常に良いし。
 ただストーリー見渡すと、あんまりヒロインが腐女子だって設定が活きてるとも思えないのも確か。あまり強調してもうざくなってしまうけど、英語教師のコスプレという部分も含めてオタ的な部分は全て彼女に背負わせた方がすっきりしたんじゃないだろうか。
 ただ、作者の解説見るともともと読みきりだったものがわりと計画なく続いてしまったようなので、それを考えると逆によくまとめているのかなとも思う。改めて読み返すと最初の話で確かにきちんと終わってはいる。
 短編の方も面白かった。「かわいい番長」の鏡に映った姿を見せつけながらのシチュとか素敵だ。
 しかしみんな乳大きいのだな、それはそれでいいのだけど。

        

テーマ:本の紹介 - ジャンル:本・雑誌

【2008/05/08 22:18】 | ヤスイリオスケ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
| ホーム |