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「Japanese Preteen Suite」東山翔
「Japanese Preteen Suite」 東山翔/茜新社

 小学生のヒロイン群で描いた連作集。同じ舞台での独立した短編を描きつつ、最後でややご都合主義ながら登場人物全員集めての話かつ最後のヒロインの初めて話を描くという、何だか力が入っているのが伝わる一冊。 
 個々の話は起承転結でのきっちりとしたお話というより流れのあるシーンの切り出しといった印象を受けた。全部でヒロインとなる女の子は六人で、既に複数のお兄ちゃん達と同時に関係を重ねている子や、言葉巧みに実の兄を誘惑する子、優等生の仮面を被っている子など多彩。
 どの話も基本的に和姦で無理やりといったシチュエーションはない。

 エロという観点だと多人数プレイの「The Three Question Marks」なんかいろいろと濃いのだけれど、「Addiction」の女の子の変態性などもなかなか。同級生の男の子の笛を使っての一人遊びとか斬新だと思う。「The Garden of Earthly Delights」での丹念に描いた初体験などもかなり来るものがある。
 最後のお話、全登場人物を集めていながら、乱交であったり一室での併行プレイとかはせずに、点々と単独での様子を描くにとどめる辺りがなかなか面白いなと思った。

 コミックスのおまけとしてはそれぞれの話について作者自身の解説がされているのと、四コママンガが数ページつけられている。
 どんなに良い作品であっても小学生相手とかは許容範囲外という人も多いだろうけど、抵抗がない人にはぜひ読んでほしい。読んで損は無いと思う。


        


【2010/04/19 23:43】 | 東山翔 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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