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「奴隷なカノジョ」仁科一樹
「奴隷なカノジョ」 仁科一樹/マドンナメイト文庫

 設定だけ見ると、小さい頃に義父から性的被害を受けて被虐的な性癖に目覚めてしまっているヒロインとか、主人公とヒロインの関係に危機が生じた為にもうひとりのヒロインを監禁調教とか、ダーク要素のある調教もののようでいて、全体を通してほとんど暗さは無い。甘々でもあるけれど、能天気な感じはなくて、ドミノ倒しのようにハーレムになる訳でもなく、バランスが良く感じる。
 ヒロインが妹の友達、ついで妹本人となるが、最初に関係性を背景として描いておいて、さらに秘められた関係を途中で明かしてと、成り行きをしっかりと描いていて好感が持てる。

 互いに気になる存在だった主人公とヒロインがあるきっかけで接近し結ばれ、恋人であり主人と奴隷という関係になる前半、それを妹に知られてからの後半と少しテイストを変えた主従のプレイを描いている。
 首輪をつけてやるというシチュが好きな人にはお勧め。終盤で首輪と靴だけで二人を外に連れ出してとかのシーンは楽しめると思う。
 奴隷と言っても、羞恥方面で、のあれこれが主でハードな責めとかはなし。また、もともと妹と友達が同性としての関係を持っていたりするので、その手のシーンもあり。


        


テーマ:本の紹介 - ジャンル:本・雑誌

【2010/02/22 21:45】 | 仁科一樹 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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