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「チューべろーず」フエタキシ
「チューべろーず」 フエタキシ/コアマガジン

 処女作品集ではあるが、既に個性や方向性が明確になっているのが凄いなと思う。
 9つの短編とおまけ漫画で構成されていて基本的には和姦傾向、気になるクラスメートとの話だったり、遠縁の娘が押しかけてきて同居生活する話だったり、バイト先の未亡人だったり、義母だったりとけっこう多彩なお話になっている。
 その中に共通項を入れて特徴付けている、あるいは特徴が出てしまっているのが面白い。お話や絵だけでなく、ソレを目当てにするという読者も出てくるだろうから。古くはぢたま某の放尿とか、睦月の着衣ものとかと同じような武器だと思う。

 フエタキシの場合は、乳房を吸うという行為描写が特徴になっている。
 特にそれ自体はフェチな行為ではない。いろんな漫画で普通に描かれる事の多い行為だとは思うし、個々の作品を単体で読むとそれだけを執拗に描いている感じもしない。ただ、何作品もまとめて読んでみると、実はこだわりがあるのが自然と伝わってくる。実際、おまけ漫画を見ると、コミックスの登場人物中で唯一吸われていないキャラが作者に文句をつけてくるなんて内容になっていて、自覚的に描いているのだなとわかるし。

 実は特化し描いているのだなという目で見ると、乳房自体の描き方か、単に大きいとか丸みを帯びているものではなく、やや自重でたわむ様な感じになっていて、より映える形になっているなと感じる。胸吸いの為にそうしているのか、そういう描き方だから吸うのかはわからないが。
 安定感はあるが、まだ少し絵が粗い部分がある気はする。でもそれがかえって味わいになっていたり、勢いを感じさせたりしているように感じる。このまま数を重ねていくとだんだんと洗練されて変質するのだろうか。妙に小奇麗にはなって今の魅力が減じるのだと少し残念な気もする。

 ところでコミックス発売に合わせて収録作「福山さん。」の続編が雑誌に載っていたが、こういうのはあまり歓迎できない。収録されるのはずっと先の別のコミックスになる訳で、できれば一緒の本の中で読ませて欲しいと思う。

        

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【2009/03/30 00:28】 | フエタキシ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
「Stand By Me」東山翔
「Stand By Me」 東山翔/茜新社

 ランドセル背負ってる子が対象という事で普段はあまり縁がないのだけど、たまたま何かで読み切りを読んだら良かったので、初コミックスのこれを購入。結果はあたり。
 初体験だったり、既に何度も関係をしていたり、実妹だったり親戚や近所の子だったりとお話で設定的な違いはあるけど、総じて無理やり力づくでというのはなくて、和姦で合意の下という傾向。話によっては友達のいる中でこっそりと悪戯して泣かせてしまったり、多少強引な勢いで進んでしまったりという場合もあるが、何だかんだで許容されている。
 絵柄が極端なロリ絵でも、シャープな少女絵でもなく、帯にもあったが温かそうで柔らかそう。後ろでもしたり中で出したりとけっこう内容的にハードな事もしているけれど、女の子の言動とあいまって痛々しくはまったく見えない。
 ひとつだけ掲載誌の違いもあって、OLヒロインの凌辱モノが載っているが、これは別な本にでも入れたほうが統一感はあったと思う。かなり異質に見えた。

        

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【2008/08/14 03:26】 | 東山翔 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
「誘惑の花園」はんざきじろう
「誘惑の花園」 はんざきじろう/富士美コミックス

 連作長編なのだが一本の長いお話でなく、2本の軸が絡んでいるような、ちょっと複雑な構成になっている。
 1本めの軸が、いろんな面で申し分のない妻に満足しつつも夫が同居している義母や義妹にもこっそりと手を出していて、最終的に三人一緒に相手にするというハーレム展開なお話。もう1本の軸が、その母子の次女の部活でのお話。三人の少女が後輩の少年を弄び、さらには少女の弟も交えて乱交になっていくというお話。
 その2本軸が、時間軸に沿って交互に置かれている形で収録されているが、正直内容を掴みにくい。登場人物が一人共通しているだけでシリーズとしては別なのだから、別々にした方がわかりやすかったと思う。
 ただ、「花園」だけを読んだとしても、まだ話のつながりが変ではある。妻に目隠しをしてやっているところに特別ゲストだと母親を連れて来るという、続きが気になるシーンで終わって、続編ではそこからの顛末があるかと思ったら、いきなり何事もなく二人を相手にしての描写になっている。その間が読みたいのに。さらに話が進んで主人公にとっての義妹(二人にとっての妹、娘)が加わって仲良く4P状態になっているが、そうなったくだりについて特に説明も何もない。別にドロドロと和解にページを多く取らなくてもいいけど、何か欲しい。最初に読んだ時は何話か抜けているのかと思った。
 ただ、妻に隠れての義母や義妹それぞれとの浮気話、関係を明かしてからのくんずほぐれつのハーレム話、共に行為描写についての描き方はたいそう素晴らしい。ストーリーは多少弱くてもこっちに力注いでくれてればいいかなと思うくらい強烈。

 一方の三人娘が後輩の少年に皆でいろいろしてあげるシーンも良い。あまり効果あったかは不明だけど後輩を女装させて弄んでみたり、四人の行為を覗いていた少年(三人娘のひとりの弟)を見つけて引っ張り込んで五人での乱交展開になったり。弟のものをしゃぶって姉が童貞を奪うところとか、いやらしくも明るく描いていて良い。
 両方のシリーズで出てくる義妹のミチルが、「花園」における主人公(義兄)と密会しつつ、学校で後輩のをしゃぶったりするのはある種寝取られ(というより浮気か)なんだが、特に気にしている向きはないみたいなのがちょっと不思議な描き方ではある。またこの子、処女のまま後ろのほうを開発されているという存在だったりするが、自分から義兄以外のものをそこに求めたりもしているし。

 他に、短編が3本収録。会社での上司と部下が出張先で関係持つ「浴衣に着替えたら」、二階の窓際で話が出来るお隣の幼馴染同士の初めて話「窓辺のキミ」、放課後に教室で机の角オナニーをしていた少女との話「Hな娘」。

総じて、局所描写に力を入れたり膣内断面図を出したりはしないで、肉体描写と行為自体で濃密なエロさをかもし出すタイプの人。和姦ハーレムや和姦乱交が好きであれば気に入ると思う。ちょっと顔の描き方が平面ぽいかなと思うけど、体の描き方とか実にエロかった。

        

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【2008/06/17 00:03】 | はんざきじろう | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
「膣内でオシッコ」ピクピクン
「膣内でオシッコ」 ピクピクン/松文館

 タイトルが恐ろしく読み手を選んでいる……。
 絵は独特かつ目を惹く。カラーだと映える感じ。表紙の絵とか。タイトルが目立ちにくい配置なのが少し面白い。ただ、いわゆるエロマンガに見えにくいので、内容を知らずに一見でレジに運ぶかというと少し疑問。とにかくタイトルがタイトルだし。
 個人的にもこの中の一作「シッコでビンビンしっこしこ☆」を前に読んでいなかったら、あまり縁が無かったんじゃないかと思う。しかし、こっちも凄いタイトルだ。
 全部で八作品が収録されているが、かなり内容はばらばら。馬鹿なもの、後味悪いもの、らぶ系など等バラエティに富んでいると言えるかもしれない。
 キーワード的に見れば「援助交際もので、ほとんど経験無い女の子」「膣内放尿」「寝たふりをしていて悪戯される」「キモウトもの」とか確かにいろいろある。その中では「擬人化したオマル?」というのは多分他に類を見ないと思われる。「女の子を便器扱いする」というのは良くあるけど。
 主観視点で描かれている連作話は、エロマンガ誌でなくて、普通のエロ雑誌におまけみたいに載っている漫画っぽい雰囲気。柄も変えているし。
 とりあえず「シッコでビンビンしっこしこ☆」は兄妹ものとしてけっこう良い作品だと思う。眠らせていろいろしている兄はいいのかという疑問はあるけど妹が喜んでいるので良いのだろう。

        

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【2008/05/08 21:54】 | ピクピクン | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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